アニスシードマートルオイルの詳細情報

b_aniseed【香りの強さ】  ★★★★★ (5/5)

【アニスシードマートルとは?】
アニスシードマートルはその名前の通り、アニスシードオイルと成分や香りがとても似たオイルが抽出される樹木です。オーストラリア東海岸の亜熱帯雨林の中でも極めて限られた地域にのみ自生しており、自生域はレモンマートルとも重なります。
アニスシードマートルのオイルはその生産量も限られており、オーストラリアにおいても入手が困難な、非常に珍しく希少なオイルです。

【精油の特徴】
この精油の特徴はなんといってもその成分構成がアニスシードオイルに非常に近いという事実。
手元にあるアニスシードオイルの主成分の場合で成分解析ではトランス-アネトールという成分が92%、エストラゴールという成分が2.5%で全体の94.5%を占めているのに対して、アニスシードマートルの成分構成はトランス-アネトールが85.6%、エストラゴールが9.5%で合計95.1%(2011年産のAA-026の例)となっています。つまりオイルの主要部分、ほとんどの部分がバランスが少し異なるものの、ほぼ同じだという事になります。

【香りを楽しむ】
アニスシードの香りはリコリッシュ(黒く細長い、弾力のあるグミのようなキャンディ)などで食用として親しまれているため、オーストラリアでアニスシードマートルの香りを紹介するときまって「ああ、リコリッシュの香りがする」という返事が返ってきます。それほどにオーストラリアやヨーロッパ各国では親しまれている香りなのですが、日本ではその独特の香りに人気がないため、この香りに触れる機会もあまりないかと思います。
また、アニスシードの香りは強くクセがあるため、比較的好き嫌いがハッキリする香りの一つと言えるかと思います。ただ、アニスシードマートルとアニスシードオイルの間には一つだけ大きな違いがあります。それはアニスシードオイルには草が持つ独特の青い草のような香りがあるのに対して、樹木から抽出されたアニスシードマートルオイルにはこの「草の香り」がないこと。香りは似ているものの、異なった印象を受けるのはこの点の違いになるでしょう。

【精油の活用法】
アニスシードマートルの精油には強い鎮静効果があります。このことがアニスシードがヨーロッパ各国でキャンディに使われていることの理由でもあるのですが、試しに兄弟げんかで怒って泣いていた自身の子供(当時6歳)に香りを嗅がせたところ、みるみる表情が変化し、落ち着いたのには驚きました。
ブレンドに少量を加えて屋内に拡散し、精神のいらだちを抑制する鎮静効果を期待する使い方も有効かもしれません。

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