ブルーサイプレスオイルの詳細情報

b_abc【香りの強さ】  ★★☆☆☆ (2/5)

【ブルーサイプレスオイルとは?】
オーストラリアにはこの国でしか生産されない、そしてその生産量自体が少ない、そんな希少な精油が数多くありますが、その中でも注目されている精油の一つと言えるのがこのブルーサイプレスオイルです。年間の生産量が限られており、世界的に人気のため、世界中の有力精油メーカーが数珠つなぎでオイルの出荷を待っている・・・そんな希少なオイルです。

その名前の通り、魅惑的な青い色の精油。樹木をチップにしてじっくり時間をかけながら水蒸気蒸留する事によって抽出されます。しかし温度や圧力、時間など具体的な抽出方法については非公開とされており、通常は関係者以外、このオイルの蒸留現場に立ち入ることは許可されません。
数年前、生産者の蒸留現場を特別に見せてもらったことがあるのですが、蒸留された水を冷却して貯めるガラス製容器の中に攪拌された状態でキラキラ光る蒸留直後の青いオイルの粒子がとても綺麗で印象的でした。

【ヨーロッパなど他産地のサイプレスとの違い】
一般的にサイプレスオイルといえばCupressus sempervirensという樹木より抽出された、少し黄色味がかった色で、針葉樹独特の香りを持つオイルです。これに対してブルーサイプレスはCallitris columellaris (※オーストラリア政府機関の決定によりIntegrated Botanical Information System (IBIS)の記述が変更されたことに伴いCallitris intratropicaから変更) という樹木、一般にオーストラリアヒノキとして知られる樹木より抽出されており、樹木の種類が異なります。そのためオイルの性質、成分構成、そして香りにも大きな違いがあります。
また、オーストラリアヒノキ自身もオーストラリア北部に広く自生・植樹されていますが、地域により様々なケモタイプが存在し、それらから抽出されるオイルの成分構成にも比較的大きな違いがあることが専門家の研究で知られています。このことからロットごとに香りの違いが比較的に生じやすい精油でもあります。

【香りの楽しみ方】
香りは独特の針葉樹の香りを保ちながら、甘みを感じさせる深い香り。香りの構成が非常に複雑なため、そのまま香水として使用できるほどに完成された香りと言えます。
粘性が高いため、そのままの状態で超音波式のディフューザーでの使用にはあまり向きません。エタノールなどを使って希釈し粘性を弱めるか、粘性の低いオイルとのブレンドでの使用がお勧めです。

そのままでも十分に楽しめる香りですが、ブレンドで楽しむなら柑橘系の香りがお勧め。特にオレンジやグレープフルーツなどの香りとのブレンドがお勧めです。これら柑橘系のオイルは粘性が低いので、ディフューザーを使った拡散用のブレンドにも適しています。
オイルの粘性の差が大きく異なる場合、単にオイルをディフューザーのタンク内に滴下するだけではオイルが混ざりあいにくいので、ブレンドをする場合には予めオイルを混ぜ合わせてからディフューザーに滴下する方法をおすすめします。

【精油の保管】
オイルは比較的酸化が進みやすいため、開封後の長期保管はお勧めできません。また粘性が高い分、使用後にキャップ内部に滞留したオイルが劣化してベトベトすることがありますので、できれば使用後はこまめにドロッパー、およびキャップ内部を拭き取って、必ずボトルを立てた状態で保存すると良いでしょう。

【細菌性のイボ対策に】
ところでこのオイルには香りを楽しむ以外にもう一つの使い方があります。それは細菌性のイボ対策。当社スタッフが顔面にできたイボに使用しましたが、キレイに除去する事ができました。これについてはブログ記事「精油でイボ取りに挑戦」をご一読下さい。

ティーツリーファームズの豆知識