ユーカリ シュタイゲリアナオイルの詳細情報

b_eust【香りの強さ】  ★★★★☆ (4/5)

【ユーカリ シュタイゲリアナとは?】
ユーカリ・シュタイゲリアナ。オーストラリア北部の熱帯地域で生育するユーカリの木から抽出されるオイルです。とてもマイナー(希少?)なオイルで、世界的にも取り扱っている精油メーカーも極めて限られている、そんなオイルです。生産国であるオーストラリアにおいても取り扱っているメーカーが限られています。

【精油の香りと成分】
「ユーカリ」と名がついていますが、一般的にユーカリオイルの香りとして流通しているグロブルス種などのオイルに80%台と多量に含まれ、ユーカリ独特のツンとした香りの源泉となっている1,8シネオールがわずか8%しか含まれていない(バッチES−034の解析データによる例)ため、香りは全く異なったものになっています。そのため、グロブルス種やラディアータ種などといった一般的なユーカリオイルの代替にはなりません。

この精油の香りをどのように説明するのか・・・少し悩ましいところなのですが、個人的にはレモンの鮮烈な香りをハチミツが優しく包み込んだ、「ハチミツレモンのような香り」に思えます。

レモン系の香りのユーカリオイルと言えば、『レモンユーカリ(シトリオドラ種)』のオイルが広く知られていますが、シュタイゲリアナ種のオイルもレモンをイメージさせる香りが特徴。シトリオドラ種の香りよりもマイルドな香りで、香りの系統は近いとされるものの全く異なった香りです。

この香りの違いは成分の違いに由来します。レモンユーカリは蚊が嫌う成分で知られるシトロネラールを中心に構成されているのに対して、シュタイゲリアナ種には含まれていません。両者の成分構成は全く異なります。そのためシトラル成分は多少含まれているものの、シトリオドラ種のレモンユーカリオイルの代替として虫除けの素材としての効果はあまり期待できません。

レモンマートルレモンティーツリーなどのような鮮烈なレモンの香りではなく、穏やかなレモンの香りが楽しめるオイルですので、全体のバランスを崩すことなく、繊細でソフトなレモンをイメージした香りづけをしたいときに活用できます。

オーストラリアにおいても十分な研究が進んでいないこともあり、日用生活における活用についてはご紹介できませんが、純粋に香りを楽しむ目的であればお勧めできる1本です。他種のユーカリと比較して香りも控えめですから、香水作りやブレンドのための素材としてもご活用いただけるでしょう。

何より、新しい香りの出会いを求めてている方にオススメしたい、そんな精油です。

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