タスマニアンラベンダーオイルの詳細情報

b-lav2【香りの強さ】  ★★★★☆ (4/5)

【タスマニアンラベンダーとは?】
タスマニアンラベンダーオイルはその名前の通り、オーストラリア大陸の南に位置するタスマニア島で生産されたラベンダーから抽出された、オーストラリアを代表するラベンダーオイルです。

1921年にフランスから持ち込まれた真正ラベンダー(Lavandula angustifola /Lavandula officinalis)がタスマニアの地で栽培され、現在のタスマニアンラベンダーになりました。もう90年以上も続く農園で生産されるこのラベンダーはタスマニアの気候や土壌の影響を受けながら独自の成長を遂げ、そこから抽出されるオイルは現在では世界的にも高い評価を受ける、高価で入手が比較的難しいオイルとして知られるようになりました。

生産量が限られていることから、ほとんどのオイルが有力サプライヤーの手を経由して世界中のエッセンシャルオイルブランドに供給されている中で、Tea Tree Farmsは生産農園との直接取引により、毎年、常に最も新しいオイルの直接供給を受ける立場にあります。

【香りの特徴】
タスマニアンラベンダーの特徴は何よりもその特徴的な香りのバランスにあります。
ラベンダーと言えばフランスを含む欧州産が中心ですが、ほとんどのオイルで香りの最初に感じられるのは「ツン」とする少し刺激のある香りです。この香りの後からフワッとした花の香りが追いかけてくる、そんな感じでしょうか。
対してタスマニア産のラベンダーの場合、最初にあるはずの「ツン」とする刺激部分の香りがほとんどありません。遮られることなく最初からフワッとした華やかな香りが広がってくるのです。このため、香りの持つ華やかさが格段に増して感じられます。

タスマニアンラベンダーについては他産地のツンツンした香りのラベンダーを経験し、ラベンダーオイルに苦手意識をお持ちだった方より「タスマニア産は全く別でした」というお便りをしばしばいただきます。それほどに産地によって違いが大きく、その違いを楽しめるのがラベンダーの香りです。

また、ラベンダーオイルは熟成させるほどに香りに深みが増してきます。Tea Tree Farmsのタスマニアンラベンダーオイルはその年の一番新しいオイルを出荷していますので、特に出荷開始直後のものは少し青さを感じさせる、トゲトゲした香りが残ります。これこそが新鮮なラベンダーの香りです。そしてこの香りはその後、数ヶ月かけて急激に変化してゆきます。こうした変化を楽しめるもTea Tree Farmsのオイルならではの魅力です。

【精油の作用】
タスマニアンラベンダーオイルには睡眠導入・リラックス効果が期待でき、フローラルな香りを醸し出す「リナロール」という成分が非常に多く含まれます。リナロールについてはその華やかな香りの源泉として多くの方に好まれる一方で、この成分が体質に合わない一部の方には頭痛や吐き気の原因となる事もあります。また、火傷に対してラベンダーオイルを使用する事がありますが、この治癒に効果をもたらすのが抗菌作用のあるリナロールです。

リナロールに対してもう一方の主成分となるのは酢酸リナリルという成分。スッキリ感のある香りでタスマニア産ラベンダーの場合、このバランスが平均して約40%と30%というバランスになり、これがタスマニアンラベンダーの香りの根幹をなすバランスになっていると言えます。

【香りの楽しみ方】
タスマニアンラベンダーの香りの楽しみ方として一番のお勧めは他産地のラベンダーオイルとの比較。日用品での使用も多い有名なオイルだからこそ、ある特定の香りだけを意識して「知っている香り」という固定観念を持っている方が多い香りですが、実際には産地による違いが大きく、オイルに含まれる成分のバランスにも大きな違いがあります。
精油を理解するためにはオイルの名前を知るだけでなく、そのオイルの本質を知ることが大切です。産地による差が大きいラベンダーオイルはこれを学ぶ素材として極めて有用な存在と言えるでしょう。
一般に広く販売されているフランス産などのヨーロピアンラベンダーオイルのほか、成分構成上では対極に位置するといえるニュージーランド産ラベンダーオイルなどを入手して比較すると面白いでしょう。

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